僕は旅行に行く際にはスーツケースを持たずに、GREGORY COMPASS40を背負って旅に出ています。
アウトドアブランドの老舗であるGREGORYのリュックなだけあり、旅行先での使い勝手がとても良いし、預入荷物にもならないので身軽に過ごせます。
まさに、バックパッカーを自由にしてくれるバックパックだと思います。
本記事では、GREGORY COMPASS40を旅行で使用したレビューについてご紹介します。
- GREGORY COMPASS40が気になっている
- 旅行で活躍するバックパックが欲しい
こういった方の少しでも参考になれば幸いです。
GREGORY COMPASS40のスペック
始めに、GREGORY COMPASS40のスペックについてご紹介します。
値段 | 18,700円(2020年5月現在) |
容量 | 40L |
重さ | 980g |
サイズ | W34cm×H55cm×Ⅾ20cm |
素材 | 本体:ナイロン 内側:ポリエステル |
ポケット数 | 5個 |
カラー | ブラック、ホワイト、グレー |
スペック的に特筆すべき点は、40Lの大容量と1kg未満の軽さにあります。
値段に関しても20,000円以下で購入できるので、バックパックを購入する際には間違いなく検討候補に入ってくるかと。
タウンユースではデザイン的にも浮いてしまいますし間違いなくオーバースペックですが、海外旅行や家族旅行などにふさわしい頼りになるバックパックです。
僕の今までの使用歴としては、
- 7日間のトルコ旅行
- 1泊2日の鬼怒川旅行
- 4日間のマレーシア旅行
などなどで使用しましたが、申し分なく、大活躍してくれました。
7日間のトルコ旅行ですら容量不足ということは全くなく、快適に旅行することができました。
「バッグは靴のように身に着けるもの」というGREGORYのコンセプトの通り、背負った時の安定性や心地良さに関しても、素晴らしいものがあります。
以下、参考までにGREGORYの製品紹介を載せておきます。
コンパス40(COMPASS40)は、頭上の荷物棚に乗せやすい機内持ち込み用ダッフルバッグのデザインに、バックパックの機動力を加えて、アクティブな通勤、週末のお出掛け、出張に最適なパックとなりました。パッド付きノートPCスリーブと整理用メッシュポケットを搭載し、ビジネスとプライベートのアイテムが混ざるのを防ぎます。また伸縮性の内部仕切りパネルが、汚れた服、ジム用品や自転車用シューズで内側の荷物が汚れるのを防ぎます。
(引用:GREGORY公式サイトより)
GREGORY COMPASS40使用レビュー
続いては、GREGORY COMPASS40を使用したレビューについてご紹介します。
バックパッカーを自由にしてくれるという前評判の通り、旅行先で役に立つ機能が充実しています。
デザイン性
デザイン性に関して一言で言うとすると、
シンプルながら飽きの来ないデザイン性で旅に出たくなるバックパック
と言えると思います。
40Lの容量なので普段使いにはオーバースペックですし都会などでは浮いてしまいますが、完全に旅行や登山向けのバックパックなので、気にする必要はないかと思います。
逆に言うと、
- 旅行でも普段使いでも使用したい
- ちょっとしたお出かけに使用したい
こういった方には向いていません。
あくまでも、旅行用の機能性の高いバックパックという前提で作られています。
収納力
40Lの大容量なので、収納力の高さは簡単にイメージできると思いますが、GREGORY COMPASS40はただ収納力が高いだけではありません。
その理由は、荷物の管理がしやすくなるポケットの多さ。
大小合わせて、5個のポケットがあります。
まずはメインポケット。
大半のバックパックは開口部が上部にあるので、上から順番に物を出さなければいけませんが、GREGORY COMPASS40は背面がすべて開く仕組みになっています。
スーツケースを使っているみたいに、必要な物を簡単に出し入れすることが可能です。
ちなみにこの日は、
- Tシャツ5枚
- ズボン2枚
- スウェット1枚
- シャツ1枚
- 下着5日分
- マウンテンパーカー
- GoPro
を収納しましたが、まだまだ余裕がある感じです。
帰りにお土産を収納して持って帰ってくるなんてことも可能。
小物を収納するスペースもあるので、荷物の管理が簡単ですし、トラベルポーチを使えばさらにすっきりと整理することが可能です。
こんな感じですべての荷物を4つほどにまとめて収納しています。
続いてはパソコン用ポケット。
パソコンは別に管理することが可能なので、空港の手荷物検査の際や、使いたいときにすぐに取り出すことができます。
背面がクッション性の高い素材でできているので、衝撃などからパソコンを守ってくれます。
また、パソコン用ポケットは仕切りがあるので、書類等をしまっておくことも可能です。
トップポケットはスマホ、財布、パスポートなど、頻繁に使用するものや貴重品を収納するのに使います。
内部にはさらにジッパーポケットがあるので、貴重品などの物の管理にかなり便利です。
替えの靴や、汚れた衣類などを入れる際にはボトムポケットが便利です。
底がすべて開くようになっているので、ここにもかなりの量を収納することができます。
ビーチリゾートなどに行く際には、サンダル等を収納しておきます。
鍵の付いた穴にジッパーを通すと、簡単には開けることができないようになっています。
こういった細部も、防犯性の高いバックパックを示す作りになっています。
最後はサイドポケット。
すぐにのどが渇くくらい熱い国ではペットボトルを、雨の多い国では折り畳みの傘などを収納するのに役に立ちます。
前のモデルではサイドポケットは採用されていませんでしたが、一つサイドポケットがあるだけでもかなり便利です。
軽さ
これだけ収納力があり大きいバックパックですが、重量は驚愕の980g。
他のアウトドアブランドで40Lの軽量モデルの重量は、
- THE NORH FACE・・・1,140g
- Haglofs・・・1,150g
- karrimor・・・1,230g
くらいはあるので、その中でも軽いバックパックだと言うことができます。
また、バックパックを軽くすることで、
- LCCの重量制限をクリアできる
- 旅先で身軽に過ごすことができる
といった効果を期待できます。
特に僕は安く旅行に行くためにLCCを頻繁に利用するので、軽いバックパックで旅行に行く必要があります。(だいたいのLCCは7kgまで)
それに旅先までの移動の際や空港での移動の際などにも、バックパックは軽ければ軽いほど快適に過ごすことができます。
背負い心地
背負い心地に関しても素晴らしい。
背中及びショルダーハーネスには、クッション性が高いメッシュ素材が採用されています。
- 汗をかいたときにも清潔に保てる
- 背中・肩への負担が少ない
こういった機能を兼ね備えています。
また、胸あたりに負荷を分散させるためのチェストストラップが搭載されているので、全身への負荷も和らげてくれます。
高い防犯性
背面にしかジップがない少し変わったバックパックですが、実はこれはとても理にかなった構造になっています。
- 勝手にジッパーを開けて物を盗られる心配がない
- ジッパーを閉め忘れて物を盗られる心配がない
特に海外旅行に行く際には、スリ対策になります。
荷物を気にしてばかりいると、海外旅行の本来の楽しみである観光などを心から楽しむことができません。
防犯性が高いバックパックを選ぶということは、旅行をストレスフリーで過ごすことにもつながります。
COMPASS40の気になるところ
続いては、GREGORY COMPASS40の気になるところについてご紹介します。
収納へのアクセス性
ジッパーが背面にしかないので、今まで普通のバックパックを使用していた人にとっては少し戸惑うかもしれません。
ただ、使ってくるうちに慣れていきますし、何より海外旅行では取り出しやすさより防犯性の高いほうが実用的です。
頻繁に使うものは、トップポケットに収納したり、別にサコッシュなどに入れれば問題ありません。
本格的な登山に不向き
本格的な登山で使用するバックパックとしては、負荷分散などの仕組みが少し不十分だと感じています。
- 腰にベルトがない
- 女性などには少し大きい
特に激しい上下運動を必要とする登山などでは、しっかりと腰にベルトをして荷物が動かないようにする必要があります。
チェストストラップはありますが、あくまで海外旅行程度の使用を想定して作られていると思います。
GREGORY COMPASS40のまとめ
以上が、GREGORY COMPASS40についてのご紹介でした。
簡単にメリットをまとめると、
- 収納力が高い
- 防犯性が高い
- 大容量なのに軽い
- 背負い心地が素晴らしい
こういった特徴があるとご紹介しました。
注意するべき点としては、
- メインポケットへのアクセス性が低い
- 本格的な登山などには若干向いていない
こういった点があるとも合わせてご紹介しました。
ただ個人的には、今まで使ってきた中で最高のバックパックだと思っていますし、当分、買い替える予定はありません。
買い替えるとしても、同じシリーズにしようと思うくらい海外旅行で使い勝手の良いバックパックです。
今日はここまでです。それでは良い旅を。