旅行に行って写真を撮影すると、
- 写真では実際に見たときの感動に到底及ばない
- パノラマ撮影してみたけど、うまく撮影できない
こういった経験はないでしょうか。
そんな旅のお悩みを解決してくれるのが、コンパクトな360°カメラ「RICOH THETA」
今回は、このRICOH THETAを持って石垣島に行ってきたので、早速レビューしたいと思います。
※この記事は、企業様から機材を短期提供いただき、執筆しています。
360°カメラRICOH THETAとは
RICOHから発売されている360°カメラのTHETAは、その場の空間を丸ごと高画質で記録することのできるカメラ。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
こんな感じで、360°の風景を記録することができます。
今までのない構図の写真を撮影することができるので、旅行が好きな人やインスタ映えな写真を撮りたい女性から絶大な人気を誇っています。
いちいち写真の構図を気にする必要が無くなるというのも、めんどくさがりの僕にとっては嬉しいポイント。
THETAには3種類のモデルがあります。
THETA SC2
| 値段 | 36,800円 |
| 質量 | 104g |
| 有効画素数 | 1,200万画素 |
| 静止画像解像度 | 5376×2688 |
| 動画解像度/フレームビット | 4K×30fps |
| レンズF値 | F2.0 |
| マイク | 4ch |
| 記録媒体 | 内蔵メモリ:14GB(静止画約:3,000枚、動画:約115分) |
| バッテリー | 静止画:260枚、動画:60分 |
エントリーモデルのTHETASC2．
お手頃価格かつ、十分なスペックを兼ね備えているので、360°カメラの入門機種としておすすめです。
THETAの中でも一番軽量モデルなので、携帯性を重視する人にもおすすめです。
THETA V
今回、本記事で紹介するTHETA V。
THETA SC2のハイエンドモデルで、内蔵メモリの容量が大きかったり、4Kのライブストリーミングに対応していたりと、本格的な撮影を行うことができます。
詳しくは、実際に撮影した画像も含めてご紹介します。
THETA Z1
| 値段 | 129,250円 |
| 質量 | 182g |
| 有効画素数 | 2,000万画素 |
| 静止画像解像度 | 6720×3360 |
| 動画解像度/フレームビット | 4K×30fps |
| レンズF値 | F2.0 |
| マイク | 4ch |
| 記録媒体 | 内蔵メモリ:19GB(静止画約:4,800枚、動画:約130分) |
| バッテリー | 静止画:300枚、動画:60分 |
THETAシリーズ最上位モデルのZ1。
その特徴は何と言っても、一眼レフカメラなどに匹敵する画質の良さ。
大型のセンサーを搭載しているので、夜景や薄暗い室内で撮影しても綺麗な写真が撮影できます。
また、RAWデータで保存することも可能なので、写真を本格的に編集したい人にも嬉しいポイント。
RICOH THETA Vのスペック
| 値段 | 42,100円(2020年11月現在) |
| 質量 | 121g |
| 有効画素数 | 1,200万画素 |
| 静止画像解像度 | 5376×2688 |
| 動画解像度/フレームビット | 4K×30fps |
| レンズF値 | F2.0 |
| マイク | 4ch |
| 記録媒体 | 内蔵メモリ:19GB(静止画約:4,800枚、動画:約130分) |
| バッテリー | 静止画:300枚、動画:80分 |
THETA Vのスペックについてご紹介します。
値段は40,000円程度と、他のアクションカメラと同程度。
カメラにおいて肝心な有効画素数は、1,200万画素と高性能カメラを搭載しているiPhone12と同等になっています。
ただ、このカメラの最大の特徴はなんと言っても、360°丸ごと空間を記録できること。
この動画を見てもらえばわかりますが、本当にその場にいるような感覚になります。
今までの旅行の思い出は、写真や動画を何枚も組み合わせて振り返るしかありませんでしたが、THETAで撮影することで、臨場感を持って思い出を振り返ることができます。
ミニマムで高級感のあるデザイン
軽いですが決して安っぽくなく、高級感とボタンが4つしかないミニマムなデザインを両立しています。
流行り廃りがなく、長く愛用することができるメタリックグレーであるのも嬉しいポイント。
コンパクトかつ軽量
本体の質量は121gとかなり軽い。
大きさも手のひらサイズなので収納する場所に困らず、ポケットにも入れることができます。
僕は旅行中はずっとサコッシュに入れてました。
身軽に旅をしたい僕にとって、これ以上ない大きさと重さだと思っています。
機能性も抜群
これだけ小型なカメラながら、様々な機能が備わっています。
- 4Kの高画質動画の撮影が可能
- ジャイロセンサー搭載で手振れ補正
- 夜景の撮影も問題なし
などなど、挙げればきりがないほど、撮影を最大限補助してくれる機能があります。
GoProも然りですが、最近のカメラは小型なのに本当にハイスペックですね。
直感的な操作が可能
ボタンは4つしかなく、直感的に操作することができます。
もちろん、リモート操作やセルフタイマーにも対応しているので、集合写真を撮影する際などにも重宝します。
アプリの操作性もUIが良い感じでした。
THETA Vの気になる点
良いことばかりをご紹介した、THETA Vですが、若干気になる点もあります。
解像度
iPhone12と同程度の有効画素数なので十分だと思いますが、高画質を第一に期待するカメラではありません。
当たり前ですが、より大きなセンサーを搭載した一、眼レフカメラやミラーレス一眼カメラのような画質を期待すると若干、物足りなさを感じると思います。
あと、2つのレンズを使って合成して写真や動画を撮影するので、たまに画像の切れ目が気になることがあります。
バッテリーの持ち
- 空間を丸ごと記録するので写真の容量が大きい
- コンパクトかつ軽量なのでバッテリー容量が大きくない
こういった理由から、バッテリーに関しても若干、物足りない気がします。
ただ、カメラの携帯性とバッテリーの持ちはある程度、トレードオフの関係にあるので、自分が何を優先するかだと思います。
僕は、
- 旅先で身軽でいたい
- 臨場感のある思い出を残したい
と思っているので、THETA Vに関しては、総じて満足しています。
RICOH THETA Vを石垣島で使ってみた
石垣島に行って、THETA Vを使ってみました。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
石垣島付近の離島、小浜島のコーラルビーチで撮影した一枚。
綺麗な海と空を一度に丸ごと撮影することができました。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
小浜島を一望できる西大岳展望台での一枚。
展望台の上なんかから撮影したら、ご覧のように最高な感じで丸ごと空間を記録することができます。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
石垣島の最北端、平久保崎から撮影した一枚。
風がめちゃくちゃ強かったですが、こちらも絶景。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
今回は寂しく一人で行ってきましたが、大勢で集合写真を撮影するのもかなり良さそうです。笑
まとめ
以上が、THETA Vについてのご紹介でした。
旅先で感動した景色や、何気ない一面を丸ごと記録してくれる360°カメラのTHETA V。
最初に使った時は、今までにない衝撃を感じたと共に、旅に行くことがさらに楽しみになる素晴らしいカメラだと思いました。
ぜひ旅行好きな人はチェックしてみてください。
今日はここまでです。それでは良い旅を。
今回、このような記事を書く機会をくださった関係者の皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。
ありがとうございました。